部品名:【ATフィルター】
【別名】
オートマフィルター
オートマチックトランスミッションフィルター
【「機能と役割」】
ATフィルターは、【オートマチックトランスミッション(AT)内部のオイル(ATF)をろ過する】ためのフィルターです。
ATは、自動的に変速を行う装置で、多数のギアやクラッチ、バルブなどで構成されています。
AT内部では、ATFが潤滑、冷却、動力伝達などの役割を担っています。
ATFには、ギアやクラッチの摩耗によって発生する【金属粉】や、ATF自身の劣化によって生じる【スラッジ(汚れ)】などが混入します。
ATフィルターは、これらの【汚れをろ過することで】、AT内部を清潔に保ち、【ATの性能を維持】し、【寿命を延ばす】役割を担います。
【「故障した時の初期症状と異常状態」】
故障時の症状は以下の通りです。
初期症状
変速ショック
ATの滑り
異音(ATからのガラガラ音など)
異常状態
ATの故障
走行不能
【「点検方法」】
【目視点検】:ATフィルターを取り外し、汚れ具合を確認します。(ATF交換時に行うのが一般的です)
【交換時期】
走行距離:40,000kmkmごと
※ 車種や使用状況、ATの種類、フィルターの種類によって異なります。
【「部品交換時の注意点」】
【適合するATフィルター】:車種やATに適合するATフィルターを選びましょう。
【ATFの交換】:ATフィルター交換時には、ATFも同時に交換しましょう。
【「重度の故障・異常を放置した場合」】
【ATの性能低下】:ATの性能が低下し、変速ショックや燃費悪化に繋がります。
【ATの故障】:ATが故障し、高額な修理費用が必要になる可能性があります。
【走行不能】:最悪の場合、走行不能になることもあります。
【別名】
ATF
オートマオイル
オートマチックオイル
【「機能と役割」】
ATフルードは、【オートマチックトランスミッション(AT)を円滑に作動させる】ためのオイルです。
ATは、自動的に変速を行う装置で、多数のギアやクラッチ、バルブなどで構成されています。
ATフルードは、AT内部を循環し、
【潤滑作用】:ギアやクラッチなどの摩擦を減らし、摩耗を防ぎます。
【冷却作用】:AT内部で発生する熱を吸収し、冷却します。
【動力伝達作用】:エンジンの動力をトルクコンバーターを介してATに伝達し、変速を制御します。
【洗浄作用】:AT内部の汚れを洗い流し、清潔に保ちます。
などの【多岐にわたる役割】を担っています。
【「故障した時の初期症状と異常状態」】
故障時の症状は以下の通りです。
初期症状
変速ショック
ATの滑り
異音(ATからのガラガラ音など)
燃費の悪化
異常状態
ATの故障
走行不能
【「点検方法」】
【目視点検】:ATFの色や汚れ、量などを確認します。
【ATFレベルゲージ】:ATFレベルゲージを使用して、ATFの量を測定します。
【試運転】:実際に車を運転し、変速ショックや異音などを確認します。
【交換時期】
走行距離:40,000kmkmごと
※ 車種や使用状況、ATの種類によって異なります。
【「部品交換時の注意点」】
【適合するATフルード】:車種やATに適合するATフルードを選びましょう。
【ATFフィルターの交換】:ATF交換時には、ATフィルターも同時に交換することをお勧めします。
【「重度の故障・異常を放置した場合」】
【ATの性能低下】:ATの性能が低下し、変速ショックや燃費悪化、異音などに繋がります。
【ATの故障】:ATが故障し、高額な修理費用が必要になる可能性があります。
【走行不能】:最悪の場合、走行不能になることもあります。
【別名】
ドライブシャフトブーツ
等速ジョイントブーツ
【「機能と役割」】
CVブーツは、【ドライブシャフトのジョイント部を保護する】ためのゴム製の部品です。
ドライブシャフトは、エンジンの動力をタイヤに伝えるための軸です。
ドライブシャフトのジョイント部(つなぎ目)は、【等速ジョイント】と呼ばれ、タイヤが上下に動いたり、ハンドルを切ったりした際に、角度が変わっても回転速度を一定に保つことができます。
等速ジョイント内部には、ベアリングやグリスが封入されており、スムーズな動きと耐久性を確保しています。
CVブーツは、この【ジョイント部を覆うカバー】の役割を果たし、
【グリスの漏れを防ぐ】
【外部からの異物(水、埃、砂など)の侵入を防ぐ】
【ジョイント部の摩耗や損傷を防ぐ】
ことで、【ドライブシャフトの寿命を延ばす】役割を担います。
【「故障した時の初期症状と異常状態」】
故障時の症状は以下の通りです。
初期症状
CVブーツの破れや亀裂
ジョイント部からのグリス漏れ
ハンドルを切った時に異音がする(カクカク音、ゴトゴト音など)
異常状態
ジョイント部のガタツキ
ジョイント部の破損
ドライブシャフトの脱落
【「点検方法」】
【目視点検】:CVブーツの破れ、亀裂、劣化、グリス漏れなどを確認します。
【交換時期】
走行距離:50,000km~100,000kmごと
※ 車種や使用状況、CVブーツの種類によって異なります。
【「部品交換時の注意点」】
【適合するCVブーツ】:車種やドライブシャフトに適合するCVブーツを選びましょう。
【ジョイント部の清掃】:CVブーツ交換時には、ジョイント部をきれいに清掃し、新しいグリスを充填しましょう。
【バンドの締め付け】:CVブーツを固定するバンドを適切に締め付けましょう。
【「重度の故障・異常を放置した場合」】
【ジョイント部の損傷】:グリスが漏れ出したり、異物が侵入したりすることで、ジョイント部が損傷し、異音や振動が発生する可能性があります。
【ドライブシャフトの脱落】:最悪の場合、ドライブシャフトが脱落し、走行不能になる可能性があります。
【別名】
ハーフシャフト
【「機能と役割」】
ドライブシャフトは、【エンジンの動力をタイヤに伝える】ための軸です。
エンジンで発生した動力は、トランスミッション、デファレンシャルギアなどを経て、ドライブシャフトに伝わります。
ドライブシャフトは、【回転することで】その動力をタイヤに伝え、【車を前進させる】役割を担います。
前輪駆動車(FF車)では、前輪に2本のドライブシャフトが、後輪駆動車(FR車)では後輪に2本、または後輪と前輪にそれぞれ2本ずつのドライブシャフトが使用されています。
四輪駆動車(4WD車)では、全ての車輪にドライブシャフトが使用されています。
【「故障した時の初期症状と異常状態」】
故障時の症状は以下の通りです。
初期症状
発進時や加速時に異音がする(ゴトゴト音、カクカク音など)
振動
ハンドル操作時の異音
タイヤの偏摩耗
異常状態
ドライブシャフトの破損
ジョイント部の破損
ドライブシャフトの脱落
【「点検方法」】
【目視点検】:ドライブシャフトやジョイント部のブーツ(ゴム製のカバー)に破れや亀裂、グリス漏れがないか確認します。
【ガタツキの確認】:ドライブシャフトを手で揺すり、ガタツキがないか確認します。
【交換時期】
走行距離:100,000km~
※ 車種や使用状況、ドライブシャフトの種類によって異なります。
【「部品交換時の注意点」】
【適合するドライブシャフト】:車種に適合するドライブシャフトを選びましょう。
【ジョイント部の点検】:ドライブシャフト交換時には、ジョイント部の状態も確認し、必要であれば交換しましょう。
【バランス調整】:ドライブシャフト交換後は、バランス調整を行いましょう。(車種によってはバランス調整が不要な場合があります)
【「重度の故障・異常を放置した場合」】
【走行不能】:ドライブシャフトが破損したり、脱落したりすると、走行不能になる可能性があります。
【振動】:ドライブシャフトの不具合は、振動の原因となり、乗り心地が悪化したり、他の部品に悪影響を及ぼしたりする可能性があります。
【異音】:ドライブシャフトの不具合は、異音の原因となります。
【事故のリスク】:最悪の場合、ドライブシャフトが脱落し、事故に繋がる可能性があります。
【「機能と役割」】
ハブベアリングは、【タイヤをスムーズに回転させる】ための部品です。
車は、タイヤの回転によって移動します。
タイヤは、回転する際に【摩擦抵抗】が発生します。
ハブベアリングは、【タイヤと車軸の間】に組み込まれたベアリングで、
【摩擦抵抗を減らす】
【タイヤをスムーズに回転させる】
【タイヤを車体に対して正確に位置決めする】
などの役割を担います。
【走行の安定性】や【燃費】にも影響する重要な部品です。
【「故障した時の初期症状と異常状態」】
故障時の症状は以下の通りです。
初期症状
走行中の異音(ゴーゴー音、ゴロゴロ音など)
タイヤのガタツキ
ハンドル操作時の異音
振動
異常状態
ベアリングの破損
タイヤの脱落
【「点検方法」】
【目視点検】:タイヤやホイールにガタツキがないか確認します。
【聴診器による点検】:聴診器を使用して、ハブベアリングから異音がしていないか確認します。
【ジャッキアップして確認】:車をジャッキアップし、タイヤを手で回して、異音やガタツキがないか確認します。
【交換時期】
走行距離:100,000km~
※ 車種や使用状況、ハブベアリングの種類によって異なります。
【「部品交換時の注意点」】
【適合するハブベアリング】:車種に適合するハブベアリングを選びましょう。
【正しい取り付け】:ハブベアリングを正しい位置に取り付け、規定のトルクで締め付けましょう。
【ベアリングのグリスアップ】:ハブベアリング交換時には、ベアリングにグリスをしっかりと塗布しましょう。
【「重度の故障・異常を放置した場合」】
【走行安定性の悪化】:走行安定性が悪化し、危険な状態になります。
【異音】:異音が発生し、不快な運転フィーリングになります。
【タイヤの損傷】:タイヤが損傷し、パンクやバーストに繋がる可能性があります。
【他の部品の損傷】:ハブベアリングの破損が、他の足回り部品の損傷に繋がる可能性があります。
【別名】
フレキシブルディスク
カップリングディスク
【「機能と役割」】
フレックスディスクは、【プロペラシャフトのジョイント部分】に使用される部品です。
プロペラシャフトは、トランスミッションとデファレンシャルギアの間を繋ぎ、エンジンの動力を後輪に伝えるための回転軸です。
フレックスディスクは、【プロペラシャフトとトランスミッション、またはプロペラシャフトとデファレンシャルギアの間】に配置され、
【駆動力の伝達】
【振動の吸収】
【角度の変化への対応】
などの役割を担います。
ゴムや金属などの素材でできており、【柔軟性】があるため、プロペラシャフトの回転による振動や衝撃を吸収し、スムーズな動力伝達を可能にします。
【「故障した時の初期症状と異常状態」】
故障時の症状は以下の通りです。
初期症状
発進時や加速時に異音がする(ゴトゴト音、ガッシャンガッシャン音など)
振動
車体後部からの異音
異常状態
フレックスディスクの破損
プロペラシャフトの脱落
【「点検方法」】
【目視点検】:フレックスディスクの亀裂、破損、劣化などを確認します。
【ガタツキの確認】:フレックスディスクを手で揺すり、ガタツキがないか確認します。
【交換時期】
走行距離:100,000km~
※ 車種や使用状況、フレックスディスクの種類によって異なります。
【「部品交換時の注意点」】
【適合するフレックスディスク】:車種に適合するフレックスディスクを選びましょう。
【正しい取り付け】:フレックスディスクを正しい位置に取り付け、規定のトルクで締め付けましょう。
【バランス調整】:フレックスディスク交換後は、プロペラシャフトのバランス調整を行いましょう。
【「重度の故障・異常を放置した場合」】
【振動】:フレックスディスクの不具合は、振動の原因となり、乗り心地が悪化したり、他の部品に悪影響を及ぼしたりする可能性があります。
【異音】:フレックスディスクの不具合は、異音の原因となります。
【走行不能】:最悪の場合、フレックスディスクが破損し、プロペラシャフトが脱落して走行不能になる可能性があります。
部品名:【プロペラシャフトサポートベアリング】
【別名】
センターベアリング
プロペラシャフトセンターベアリング
【「機能と役割」】
プロペラシャフトサポートベアリングは、【プロペラシャフトを支え、回転をスムーズにする】ためのベアリングです。
プロペラシャフトは、トランスミッションとデファレンシャルギアの間を繋ぎ、エンジンの動力を後輪に伝えるための回転軸です。
プロペラシャフトは、長いため、回転時に振動やたわみが発生しやすくなります。
プロペラシャフトサポートベアリングは、【プロペラシャフトの中間部を支える】ことで、
【振動やたわみを抑制する】
【回転をスムーズにする】
【プロペラシャフトの寿命を延ばす】
などの役割を担います。
【「故障した時の初期症状と異常状態」】
故障時の症状は以下の通りです。
初期症状
走行中の異音(ゴロゴロ音、唸り音など)
振動
車体後部からの異音
異常状態
ベアリングの破損
プロペラシャフトの脱落
【「点検方法」】
【目視点検】:ベアリングの損傷やグリス漏れがないか確認します。
【ガタツキの確認】:プロペラシャフトを手で揺すり、ガタツキがないか確認します。
【異音の確認】:走行中に異音がしていないか確認します。
【交換時期】
走行距離:100,000km~
※ 車種や使用状況、ベアリングの種類によって異なります。
【「部品交換時の注意点」】
【適合するプロペラシャフトサポートベアリング】:車種に適合するプロペラシャフトサポートベアリングを選びましょう。
【正しい取り付け】:プロペラシャフトサポートベアリングを正しい位置に取り付け、規定のトルクで締め付けましょう。
【「重度の故障・異常を放置した場合」】
【振動】:ベアリングの破損は、振動の原因となり、乗り心地が悪化したり、他の部品に悪影響を及ぼしたりする可能性があります。
【異音】:ベアリングの破損は、異音の原因となります。
【走行不能】:最悪の場合、プロペラシャフトが脱落して走行不能になる可能性があります。
【別名】
プロップシャフト
【「機能と役割」】
プロペラシャフトは、【エンジンからの動力を後輪に伝える】ための回転軸です。
主に、【後輪駆動車(FR車)】や、【四輪駆動車(4WD車)】に使用されます。
エンジンで発生した動力は、トランスミッション、プロペラシャフト、デファレンシャルギアの順に伝わり、最終的に後輪を駆動します。
プロペラシャフトは、【トランスミッションとデファレンシャルギアの間】に位置し、
【回転することで動力を伝達する】
【車体の振動を吸収する】
などの役割を担います。
【「故障した時の初期症状と異常状態」】
故障時の症状は以下の通りです。
初期症状
発進時や加速時に異音がする(ゴトゴト音、ガッシャンガッシャン音など)
振動
車体後部からの異音
異常状態
プロペラシャフトの破損
ジョイント部の破損
プロペラシャフトの脱落
【「点検方法」】
【目視点検】:プロペラシャフトやジョイント部のブーツ(ゴム製のカバー)に破れや亀裂、グリス漏れがないか確認します。
【ガタツキの確認】:プロペラシャフトを手で揺すり、ガタツキがないか確認します。
【交換時期】
走行距離:100,000km~
※ 車種や使用状況、プロペラシャフトの種類によって異なります。
【「部品交換時の注意点」】
【適合するプロペラシャフト】:車種に適合するプロペラシャフトを選びましょう。
【ジョイント部の点検】:プロペラシャフト交換時には、ジョイント部の状態も確認し、必要であれば交換しましょう。
【バランス調整】:プロペラシャフト交換後は、バランス調整を行いましょう。
【「重度の故障・異常を放置した場合」】
【走行不能】:プロペラシャフトが破損したり、脱落したりすると、走行不能になる可能性があります。
【振動】:プロペラシャフトの不具合は、振動の原因となり、乗り心地が悪化したり、他の部品に悪影響を及ぼしたりする可能性があります。
【異音】:プロペラシャフトの不具合は、異音の原因となります。
【事故のリスク】:最悪の場合、プロペラシャフトが脱落し、事故に繋がる可能性があります。
部品名:【DCT(DSG)オイル】
【別名】
デュアルクラッチトランスミッションオイル
DSGオイル (Direct-Shift Gearbox oil)
【「機能と役割」】
DCT(DSG)オイルは、【デュアルクラッチトランスミッション(DCT)を円滑に作動させる】ためのオイルです。
DCTは、2つのクラッチを用いることで、変速ショックを少なく、スムーズな変速と高い伝達効率を実現したトランスミッションです。
フォルクスワーゲンでは【DSG】、アウディでは【Sトロニック】という名称で呼ばれています。
DCTオイルは、DCT内部を循環し、
【潤滑作用】:ギアやクラッチなどの摩擦を減らし、摩耗を防ぎます。
【冷却作用】:DCT内部で発生する熱を吸収し、冷却します。
【動力伝達作用】:エンジンの動力をクラッチを介してDCTに伝達し、変速を制御します。
【洗浄作用】:DCT内部の汚れを洗い流し、清潔に保ちます。
などの【多岐にわたる役割】を担っています。
【「故障した時の初期症状と異常状態」】
DCTオイルが劣化したり、不足したりすると、以下のような症状が現れることがあります。
初期症状
変速ショック
異音(ギア鳴りなど)
燃費悪化
異常状態
クラッチの滑り
ギアの摩耗・破損
DCTの故障
【「点検方法」】
【目視点検】:DCTオイルの色や汚れ、量などを確認します。
【オイルレベルゲージ】:DCTオイルレベルゲージを使用して、DCTオイルの量を測定します。(車種によってはレベルゲージがない場合があります)
【試運転】:実際に車を運転し、変速ショックや異音などを確認します。
【交換時期】
走行距離:40,000kmkmごと
※ 車種や使用状況、DCTの種類によって異なります。
【「部品交換時の注意点」】
【適合するDCTオイル】:車種やDCTに適合するDCTオイルを選びましょう。
【DCTオイルフィルターの交換】:DCTオイル交換時には、DCTオイルフィルターも同時に交換することをお勧めします。
【「重度の故障・異常を放置した場合」】
【DCTの性能低下】:DCTの性能が低下し、変速ショックや燃費悪化、異音などに繋がります。
【DCTの故障】:DCTが故障し、高額な修理費用が必要になる可能性があります。
【走行不能】:最悪の場合、走行不能になることもあります。
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